先日の飲み会での後藤酒造の社長との会話。

お酒づくりにおいて、
利益あげるのは、
簡単・・
というと誤解されるけれども、

でも、難しいことじゃないんです。
単価を上げればいいだけですから。

難しいことは、
払っていただくお金に見合う、酒を提供することが、
提供しつづけるということが、
一番難しいんです。

この日、
後藤社長が仙台に来た目的は、
ある飲食店で、自分の卸したお酒の価格が
思っていたよりも高い値段で、
お客様に出されているのを知って
駆けつけて来たのでした。

このお酒は、そんな高い値段では売ってはいけないと、
飲食店と話し合い、

結果、
双方、合意ができて、より良い方向へ
話が進んでいけたそうです。

そして、
社長はその飲食店へ提案したそうです。

是非、うちのお酒だけでなく、
他の蔵元のお酒を扱って欲しいと。
飲み比べができるお店にしてくださいと。
そうすれば、お客さんが喜びます。
楽しんで飲んでくれます。と。

自分のお酒に対する揺るぎない自信と、お酒を愛する心がないと
でてこない言葉だと思います。


そんな気持ちがあって、
造られるお酒だから、
本当においしいんですね。

仕事に対する姿勢を教えられた夜でした。

後藤社長に乾杯!