やっぱり日本映画っていいなぁ。
- 出版社/メーカー: パイオニアLDC
- 発売日: 2000/09/06
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黒澤明が生前残した脚本を黒澤組の助監督であった小泉尭史が監督して作り上げた作品。
全然派手さはない。
ストーリーもいたって普通。
主人公は華がない、まるで凡人にしか見えない剣の達人。
しかし、この「雨あがる」は清涼感漂ういい映画なのだ。
とても丁寧に撮られている映像、繊細な表現のある俳優陣の演技。
巨匠と呼ばれた黒澤明の遺稿を映像にするプレッシャーは相当なものだとおもうけれど、小泉監督はうまく乗り切ったのではないかなぁ。
見終って、晴々とした気持ちになる作品になってます。
でも、やっぱり海外に受け入れられるのは「用心棒」「七人の侍」みたいな作品なのだろうけれど。