ハウルの動く城 に出てくるカルシファーっているでしょう?
おいらはこの城を守っているんだ!って言ってるセリフがあってね。
でも、そんな感じなんですよ。
この釜戸に火を入れるとね、かやぶきの屋根から煙がたちのぼるんです。
まるで家が生きているみたいにね。
そんな会話を柏倉家で村山さんから聞いたのは今年3月くらい。
山形はまだ雪の多い季節だった。
先日お邪魔したときに釜戸に火が入っているのを見て、その話を思い出し、ほっとした気持ちになった。
煙いが、薪の燃える匂いは僕は大好き。
立ち上る煙は白くきれいに空に抜けていった。
家は生きている。
そうおもった。