プロは黙って仕事する・・って感想。

交渉人 真下正義 スタンダード・エディション [DVD]

「交渉人　真下正義」を見る。

踊る大捜査線のサブキャラを主人公にしての映画。
都市型のテロリストとの攻防を描いたアクションもの。
どこでの撮影かはわからないけれど、地下鉄のシーンや都市部でのロケは迫力満点、本場ハリウッドのクオリティに迫るほどのものだ。
地下鉄全路線を統括するセンターでの緊迫したシーンは特に素晴らしく、脇を固める俳優陣にも支えられて一切の無駄がなく、最後まで一気に見てしまえる映画ですげー面白かったよぉ。

特に、犯人との心理戦、プロファイリングによる人を分析、陥れたり外したり。
うーんたまらん。

随分前になるけれど、サミュエル・L・ジャクソン主演の名作「交渉人」に勝るとも劣らぬ内容ではないかと。
主演のユースケがここまでやるとは、彼の株が上がったよ。

最後に、この映画にでてくるプロの職人の親父連中、痛快ですごくよかった。
アナログな仕事にあって近年敬遠されがちな人種であろうはずの人たちのところにスポットが当たったのが一番の見所かもしれないと僕は思ったんだけれど、さてどうでしょう。