このブログを見て思う。
IT業界で働く4大卒以上の男性の一社当たり平均在職期間は、全米で4-5年。シリコンバレーだけだと2-3年しかない。
さすがアメリカ。
株主を大切にするこの国のビジネスにおける評価のサイクルは遅くても2年。
株価に反映しずらい長期の研究等はあまり好まれず、それよりも短期で結果を残せることの方が重要視される。
よって、結果の出せないプロジェクトや人間はバンバン切られてしまう。
日本の大手家電メーカーの面接担当者の方と話したとき、
「履歴書選ぶときに転職回数が3回以上は外しといてって上司から言われるんだよね。」
といってたことを思い出した。
でも、アメリカでは逆なのだ。
キャリアがある人間ほど重宝される。
仮に良い技術を身につけた学生と、ベンチャーを起こして失敗した元社長がいたとする。
採用される確率は元社長の方が高いそうだ。
理由は「失敗したキャリアがある」から。
失敗は汚点ではなくてキャリアになる。
これは働く側にとって理想だとおもう。
かの国から日本は学ばなければならない点がまだまだ多いと思う。
ちなみに僕は4回転職しましたよ。
写真は先日食べた茶蕎麦。