意思の疎通の難しさ


「中田英は無視されてた部分ある」

先日の川淵会長の発言コメント。
「中田はチームのほかの選手と意思を通じさせることができなくなっていた。彼はW杯で持てるすべてを出したが、無視されていた部分もあった。彼自身、どうやって意思疎通させていいか分からなくなっていた。」

「やっばりなぁ」というのが正直なところ。
試合後ピッチに倒れこんだ中田に歩み寄る選手は宮本ぐらいだったもの。
キャプテンである彼も、なかなか立ち上がらない中田を見かねて、結局立ち上がるまで残ったのはスタッフだけだった。

会長はこう続けている。
「彼らはチームに全力を尽くしているが性格的には非常におとなしい。中田はパイオニアだった。」


サッカーは一人で出来るものじゃない。
団体競技は自分1人の力では勝つことはできはしない。
どんなキラーパスだろうが、味方に通らなければなんの意味もない。

仕事だってコミニュケーションが9割だ。
人に伝わらず、人から伝わらないで仕事なんか成り立たない。


当たり前のことが出来るって、以外と難しかったりするのだよねぇ。
たとえそれが世界のナカタであったとしても。