かんばれ国産

僕はいまだにワープロソフトのNo1は、「Word」ではなく「一太郎」だと思っている。
DOSの時代から使い続けている「ヒイキ目」もあることはある。が、使いやすさを考えるに、ATOKも含めて、とても優れた日本語ソフトであることは間違いない。

いまでこそ「Word」当たり前じゃないの?
という世の中だが、昔は圧倒的なシェアがあった「一太郎」。実は隠れ?ファンも少なくなくて、特に官公庁での仕事を戴く際は、必ずといっていいほど、この一太郎形式のデータが混じっていたりするのです。

で、なんでそんなことを考えたかというと・・

「MS Officeにそっくり」が売り 中国から4980円のオフィスソフト

中国の大手ソフトメーカーが、「Word」や「Excel」にそっくりの安価なオフィスソフトを発売する。「社運を賭けた新製品」といい、マイクロソフトの独占市場に独自の戦いを挑む。

なんて記事を見つけたから。

「最初から似せようとしたのではないが、ここまで進んだ独占を打破するには互換路線しかない。MSの攻勢でシェアが激減した上での苦渋の策。独自機能を付けたところでMS Officeとの“違い”としか見てもらえず、ユーザーにとっても不便」――広沢社長は“Officeそっくり”にするしかなかった背景をこう説明する。特許や著作権については、弁理士に相談し、問題ないことを確認済みという。

さすが、中国企業
思い切りの良さといい、価格といい半端じゃないよな。
特に国家を挙げてバックアップしている感じは日本も見習わなきゃいけない点だと思うのだが。

それにしてもジャストシステムもここまで割り切っていてくれたらシェアも変わっていたかもなぁ・・なんて思ったり。