人の器を測れるものさしがある?

以前にも紹介したたことのある青木仁志さんの本に、
怒りっぽい人、すぐ怒る人がいるけれど、
怒りというものは人間の器量の尺度に値する。

という感じの言葉がありまして。

もっともな意見だと思います。


でも、僕は逆な意味で、笑顔で人間の器量が測れるとおもっていまして。

前に見た雑誌の記事に、サー・リチャード・ブランソン(ヴァージン アトランティック航空の会長であり有名な冒険家)に会ったときの印象で「吸い込まれるような笑顔」があったと書いてあって。僕も知り合いの中で数人、笑顔がとても良い方がいるのに気がついていたのだが、その人たちの笑顔というのは、別に特別なものではない、ただ、実に屈託ない表情で笑うだけなのだけれど、とても惹きつけられるものがある。
無邪気な笑いが出来る人というのは、その人の、生き方みたいなものが背景にあるからこそで、それだけで信用に値する気がします。生き方というのは、おおげさかもしれないが、なかなかいい顔で笑える人はいないものだよね。
怒りと同様、笑いは感情をさらけ出すもので、「あーなんか素直に笑う人だー」と思える人に悪い人はいなかったし、器も大きい人が多いのは僕の経験なのだけれど。

でも、さて。

今日の僕は素直に笑えてるのか?