続けることが一番難しいとおもう。

その畳へコシをおろして、初めて理解できた。
見える緑の見事な寝松の先に、かって自分の土地であった田んぼが全て一望できることに。

遠くに見える町並み、現在の山形駅あたりまで、他人の土地の土を踏まずにいけたといいつたえられている、山形県指定の有形文化財「柏倉九左エ門」家の仏間から望む景色。


ここに座ると、なぜか自然に背筋がぴんと伸びる。
時間の流れさえわすれてしまいそうな感覚にとらわれます。

江戸時代、山形城下の大庄屋であった柏倉九左エ門家。
今の世代で途絶えてしまうのは残念だけれど、それも選択なのだとお聞きしました。


日本庭園の素晴らしさを堪能。