よき日本の技。

先日、とある放送局の役員の方と大学の先生とで飲む機会があって、「日本の技はすごい」という話になった。

たとえば大工。

大きさもあるだろうが、昔、江戸の中期から末期にかけて、一軒の屋敷を建てるには3ヶ月、4ヶ月の間住み込みをして建てるというのが当たり前であったらしい。


「一日の仕事が終わるだろ・・とするとさ、車座になって職人がすわってさ、
食事が始まるわけ。
んで、食事が終わるとさ、酒盛りなんだな。

そしてさ、酒盛りが盛り上がってくるだろ、
そうするとさ、
よし、板持ってこいって言って、
何すると思う?

欄間のさ、彫り物始めるんだよな。
欄間彫刻。

よし、これはここに飾ろうって言ったりしてな、
どう、粋だろう?


とまあ、飲み会の席の話なので良くは覚えていないのだが、そんなうんちく話を沢山聞かせていただいて楽しかった。
最近、珪藻土の壁は流行りもあってあちこちで見かけるようになった。

昔ながらの日本家屋というのも流行ってくれないものかな?

と思うのだが、どうだろう。


Interplay

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最近JAZZにずっぽり、しっぽり。