深いなぁ。


「わたしは無駄を愛する面が多いが、酒だけは無駄酒とただ酒は飲まないことにしている」


営業の際の待合室にて医師の先生を待つ間、なにげなくとった雑誌の一文に目がとまった。
酒が好きなんだなぁ・・と思わせる一言で立原正秋という小説家の言葉らしい。調べてみたら直木賞もとったこことのある人だった。
なるほど納得。


自分の好きなものを一言で表すというのは案外難しい。
好きなだけに饒舌になりがちで、うんちくも語りたくなるものだし。


最近一段と酒に凝っている。
というか、アルコールを飲むときは日本酒と決めている。
飲み始めてわかったのだけれど、日本酒はほんとうに多くの種類があって、しかも奥が深い。
おかげで僕の探究心はしばらく尽きることがなさそうである。


秋田の天の戸。